【Macニュース】次期Mac OS X 10.12最新情報まとめ:新機能、対応機種、リリース日、不具合など~


OS X 10.12はいつ発表?
2016年WWDCは6月13日?17日(現地時間)にアメリカのサンフランシスコで開催する予定である。恒例によって、アップルは年に一度のWWDCで次期OS Xバージョンとして「OS X 10.12」をリリースすると予想される。近頃、Appleが「OS X 10.12」の内部テストを本格的に開始し、社内では「Fuji」というコードネームで呼ばれていることが明らかになった。「OS X 10.12」の正式名称は「OS X Eagle Peak(イーグルピーク)」になるニュースも出てきた。OS X 10.12は、Mac OS X El Capitanからどう進化するか、目玉機能と改善どころ、不具合は何か、リリース日と対応機種はどうなるかと注目されている。今回の記事では、OS X 10.12についての最新情報が盛りだくさん!OS X 10.12に興味を持っている方なら、ぜひ見逃さないでください。【記事全文はこちら>>】
OS X 10.12新機能

Siri
Siriには劇的な進化が期待できるそうである。数年前iPhoneに初登場してから、SiriはiPad、Apple Watch及びApple TVに相次いで搭載されてきた。今度、デスクトップPCにも進出するのは驚くべきことではない。実に、アップルは2012年以来、内部的に「OS X」への「Siri」搭載をテストしていたと言われる。ようやく今秋にリリース予定の次期OS Xこと「OS X 10.12」では「Siri」が利用可能になるようだと報じている。なお、OS X Yosemite以降は、追加設定を行うことで音声入力や音声コマンドでの端末操作が可能な機能が既に搭載されている。
OS X 10.12でSiriを起動すると、小さなポップアップウィンドウがスクリーン右上に開く見込み、iPhoneのようにフルスクリーンのチャット画面で表示されるわけではない。また、OS XのSpotlight検索機能と同様に、メニューバーの右上辺りにSiriの起動ボタンが搭載されて、ボタンを押すことで画面右上に半透明のウィンドウが開くようである。そして、話しかけることで声がカラフルな波状に表示される様子で、キーボードショートカットを使ったり、「Hey Siri」と話しかけたりすることで、Siriを起動することも可能になるとのこと。
写真アプリ
Macお宝鑑定団によると、アップルはiOS 10とOS X 10.12に搭載される写真アプリの機能を、iPhoto 9.6.1 for Mac、iPhoto 2.0.1 for iOSレベルまで機能向上に取り組んいるそうである。今度のiOS用写真アプリはEXIFデータ編集機及びタッチに基づいたブラシを新規追加するそうである。一方、OS X用写真アプリはある程度で改善することができるが、どれぐらい改善するかと今までわからない。ただし、Apertureほどの機能を追加する計画がなさそうである。
Swift(スウィフト)
Swiftは、iOS、Mac、Apple TV、Apple Watch向けのアプリケーションを開発するためにAppleが作ったプログラミング言語である。この直感的でパワフルな言語がオープンソース化されて、プロな開発者に高く評判されている。さて、アップルがiOS 10とOS X 10.12で自社製アプリのSwiftへの転換に取り組むらしいとの情報が出てきた。さらに、OS X 10.12では、Swiftの新しいアップデートが期待できるそうである。例えば、データ保存用のプリインストールされたバイナリコード、すべてのMacとiOSアプリケーションがSwiftへの転換など。
 OS X 10.12改善ところ予想
より高速なSpotlight検索

OS X El CapitanでSpotlightは賢くなったが、一部のファイルが検索できない、検索時にたまにキーボードが表示されないなどの不具合が時々発生する。アップルはSpotlightに新しい機能を導入するより、Spotlightの改善や不具合の修正に力を尽くしたほうも期待されている。
iCloud Driveを外付けドライブに移行

iCloud Driveを使って、iOS間はもちろん、Macを持っていればApple製品すべての間でさまざまなファイルを簡単に共有することができる。すごく便利なツールである。だが、通常にiCloud Driveを使用場合、本体Macパソコンのストレージをかなり減らしてしまう。もし、iCloud Driveを外付けドライブに移行することができれば、Macのハードドライブの空き容量を増やすには大変役に立つ。
OS X向けヘルスケアアプリ

iOSとApple Watch向けのヘルスケアアプリケーションがあなたの健康に関するすべてのデータをダッシュボードに表示できる。アップル製品のユーザーの中で高い人気を集める。今度こそ、OS X 10.12ではそのような素晴らしいヘルスケアアプリを搭載するかと期待されている。そうなると、デスクトップパソコンでも、自分の健康状態をチェックすることができる。
ダークモード

ダークモードは、Mac OS X 10.10 Yosemiteから採用された新しいアピアランス(UIテーマ)である。メニューとドックの配色を暗めに変更してくれるものである。噂によると、OS X 10.12ではダークモードがカスタマイズがされる可能性がある。デスクトップをシックな感じにしたいという人にぜひ、おすすめである。
OS X専用音楽アプリ
iTunesは少し混乱しているアプリと言っても過言ではない。洗練されて、ちゃんと整っているOS X 10.12専用音楽アプリが欲しい。特に、Apple Music や iTunes Matchなどの魅力と使い勝手の良さを組み合わせて、より一層良い音楽サービスを提供する音楽アプリが一番。
OS X専用時計アプリ
OS X には、iOSと同様に、時計アプリが標準で入っていない。「アラーム」「世界時計」「ストップウォッチ」「タイマー」機能が使用できる時計アプりがOS X 10.12で使えば良い。それは夢か、実現できるかとまだまだわからない。お楽しみにしている。
OS X 10.12イーグルピークに対応機種は?
お手持ちのMacに「OS X Yosemite」「 El Capitan」が問題なくインストールできていれば、「OS X El Capitan」に問題なくアップグレードすることが可能となっている。七年以前のバージョンもOS X 10.12イーグルピークにアップデートできる。向上したパフォーマンスを提供してくれるエル・キャピタンは、あるMacモデルでエル・キャピタンより、高速で動作できる。以下は予想のOS X 10.12イーグルピークに対応機種一覧:
iMac(Mid 2007年以降)
MacBook(13インチ アルミニウム製 Late 2008年以降 /Early 2009年以降)
MacBook Pro(13インチ Mid 2009年以降 / 15インチ Mid 2007年以降 / 17インチ 2007年以降)
MacBook Air(Late 2008年以降)
Mac Mini(2009年以降)
Mac Pro(2008年以降)
Xserve(2009年以降)
OS X 10.12(Eagle Peak)リリース日
近年、アップルはAppleは、まず、開発者とベータテスタに向けてOS Xベータ版を配布する。そして、一般向け正式リリースがその1月ぐらい後で開始する。アップルは6月年に一度のWWDC大会で新しいオペレーティングシステムを発表することが恒例になる。その時、OS X 10.11の模様が初めて公開されるのである。
OS X 10.11 El Capitanのデベロッパ向けは日本時間の6月9日より配布開始。そして、8月31日、Appleは開発者とベータテスタに向けて "OS X 10.11(Build 15A279b)" をリリースした。一般向け正式リリースが2015年9月30日(日本時間10月1日)に決定したのである。
OS X 10.11エル・キャピタンのリリース日から見れば、次期のOS X 10.12は2016年9月~10月ぐらいでリリースされる可能性が高い。
OS X 10.12不具合は何か?OS X 10.12にアップグレードすべきか?
OS X 10.12の最新情報が入手したら、OS X 10.12にアップグレードすべきかとよくある質問である。OS X 10.12にアップグレードすると、もちろんOS X 10.12の新機能や、改善された機能を楽勝に利用することができる。だが、OS X 10.12不具合に遭うことも避けない。例えば、去年OS X El Capitanにアップグレードしたユーザーは、OS X El Capitan不具合に苦しんでいることが多い。
OS X 10.12不具合予想一覧
●着色レベルのようなページ要素で、Safariは頻繁にクラッシュする;
●Macを再起動しようとすると、シャットダウンが起こる(対策:sudo shutdown -r nowに入力した後、再起動する);
● Safariでウェブページを閲覧する時、テキストの一部が欠落してしまう。
● Macは熱くなる、熱暴走及びバッテリー消費が早い(対策:スマホのバッテリーを長持ちさせる方法);
● Office 2016 for MacのWordと互換性が低い;
● Safariにはプロキシーサーバーの設定が不可で、グローバル設定をすると、すべてのページが開かない;
● Safariはあるウェブサイトの Cookieを保存することができない;
● あるアプリのウィンドウをドラッグする時、うまくいかない;
● 仮想マシンはUSBデバイス検出することに失敗する。
要するに、OS X 10.12にアップグレードしたいなら、OS X 10.12のステキなところを体験できる以外、面倒な不具合にも遭う可能性が高い。そういう覚悟をちゃんと持ってアップグレードしてください。
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